洋ロックもロキノンもよく知らなかったover30が、サマソニを楽しめるようになるまでの軌跡

2017年時点でサマソニ5年連続参戦。2013年当時はサマソニの楽しみ方を何もわかってなかった自分が成長した実感を込めて、これからサマソニに行こうとする方々のなんらかの助けになれればと思います。

2014/8/17 サマーソニック2014 東京2日目

www.summersonic.com

観たアーティスト

パスピエ(マウンテンステージ)

THE BAWDIES (マウンテンステージ)

LIFE IS GROOVE(ガーデンステージ)

CHARLI XCX(ソニックステージ)

きゃりーぱみゅぱみゅソニックステージ)

森高千里 with tofu beats(レインボーステージ)

AVRIL LAVIGNE(マリンステージ)

QUEEN + ADAM LAMBART(マリンステージ)

 

個人的お目当て

パスピエきゃりーぱみゅぱみゅ

 

掘り出し物

LIFE IS GROOVE、CHARLI XCX

 

2013年の秋あたりに、おそらくスペシャだったと思うけど、パスピエの「S.S」を聴いてドはまりしてしまい、年末の単独ライブ(当時はライブハウスでしかやってなかったので、本当にチケットが激戦だった)をなんとかチケットを取って見に行ったんだけど、サマソニにも出るということで、それを目当てに早々に参戦を決定。AB氏の目当てのQUEENと同じ日だったのもよかった。今思えば、これが日程違っていたら、AB氏は一緒に来てくれたんだろうか・・・

 

この年は、パスピエ仲間のMAD氏もともに参戦。

 

パスピエオープニングアクトだったので、2013年よりも2時間早い9時半会場入り。すでにめいっぱいだったらどうしようと思ったけど、単独ではチケット全然とれないパスピエも、サマソニでは全然お客さんがおらず、10分前で頑張れば前5列には余裕でいける感じでした。ただ、当時の私はまだ前に突撃する勇気がなく、人ごみの最後方で見てました。

この時のパスピエ、わざとなのか、フェスというものを知らなかったのか、王道のノリノリ曲をあまりやらず、結構マニアックなセトリだったんですよね。初めてパスピエを聴く人も多かったと思うので、それこそ「S.S」とか「フィーバー」とか「脳内戦争」とか・・・「チャイナタウン」はやったけどね。MAD氏は一番マニアックな「瞑想」が大好きだったらしく、「まさかやるとは・・・」と喜んでましたが。

 

2013年よりは事前にタイムテーブルを眺めて作戦を立てていたものの、今から比較するとまだ全然計画不足で、ここから特に見たいアーティストがない時間に突入。「結構名前を聞きますよ」というMAD氏の一言でTHE BAWDIESを見に行きますが、どうもはまらない(ファンの方すいません)。特にTHE BAWDIESを見たいメンツもいなかったので、ここで今年もガーデンステージ行きを判断。

 

LIFE IS GROOVEはムッシュかまやつがいるという、ただそれだけを目当てにネタのつもりで見に行ったのですが、ところがどっこい、非常に演奏がいい。ベースのKenKenはRIZEのメンバーだし、ギター弾いてる山岸竜之介は中学生だし、なんだこのメンバー。そして途中にはKenKenの母である金子マリが出てきて何曲か歌うし、やりたい放題wでも、全員がものすごく楽しそうに演奏してて、見てるこっちもなんか楽しくなる、そんなライヴでした。ノー予習で知ってる曲もほとんどなかったのにここまで楽しめたのは、2017年時点でLIFE IS GROOVEを超えるバンドに出会ってません。

 

幕張メッセに戻ってお昼を食べ(何を食べたかは失念)、お目当てのきゃりーぱみゅぱみゅを前の方で見たいがために、早めの会場入りということでCHARLI XCXを見る。AB氏が「意外とCHARLI XCXいいっすよ、たぶん何曲か聞いたことある」といってたので、最初から見ることに。ここでMAD氏とは別行動。

確かに「意外といい」。Boom Clapは初めて聞いてもノリノリで、このサマソニの後くらいにBoom ClapのTokyo バージョンが出て日本でブレイクした感じがあるので、流行りの先取りをした感じ。ただ、それ以外の曲が初耳では乗り切れなかったので、ちゃんと予習しとけばよかったと後悔。

 

CHARLI XCXが終わるとAB氏も別の会場に行ってしまい、きゃりーぱみゅぱみゅは一人で見ることに。ここで勇気を振り絞って結構前に突撃。周り女子中学生の中に、180cmのおっさんがいるんで目立つ目立つ・・・もしかしたらきゃりー本人からも見えていたのでは・・・

きゃりーは今回の第二のお目当てで、予習というより全CDを聞き込み済だったので、当然知らない曲はなく、振り付けを教えてもらってみんなでやるみたいな文化祭ノリが楽しく、あっという間に40分のステージが終わってしまいました。

 

その後はちょっと競馬予想休憩をはさんで、森高千里 with tofubeatstofubeatsって誰やね状態でしたが、懐かしの森高ソングを聴きにいきました。序盤でいきなり、森高のMCで「昔からのファンの方もたくさん来ていただいています」と言ったときに、最前列におっさんのハゲ頭が並んでるのがビジョンに映されて会場大盛り上がりw

前半が昔の森高ソングで、後半がtofubeatsとのコラボ曲中心。もっと昔の曲やれよーという声も上がっていました(確か)し、私もそう思っていましたが、終わるころには、結構tofubeatsの曲もいいじゃんって思うようになりました。結局今の今までCDを借りてはいないですが・・・思い出したころに借りてみよう。

 

森高の途中からAB氏と合流。MAD氏は森高終了後に顔をあわせましたが、また別のところにいってしまいそのまま帰りも別だったので、結局ほとんど一緒にいませんでした・・・

 

準トリのAVRIL LAVIGNEからマリンステージ。知ってる曲たくさんあるやろと思ってたけど、結構知らない曲が多く、ライブのパフォーマンスもぱっとしなかったので、少し退屈しました。最初はスタンドで見てましたが、QUEENをアリーナで見るために、途中で下に降りてスタンバイ。

 

QUEENは結構前の方に行きました。といっても、前20列くらい。前年の反省を生かして、ヘッドライナーは時間も長いしちゃんと予習しないとつらくなることがわかってたので、きちんと予習していきました。AB氏の予習用CDの選曲もよかったので、予習漏れの曲もほとんどなく、またQUEENは私の音楽の趣味と結構あっていたので、とても聞きやすかったです。フレディマーキュリーじゃないQUEENなんてただのカラオケなんじゃないかという懸念もありましたが、ADAM LAMBARTのエンターテイナーっぷりが半端なく、フレディじゃないQUEENもこれはこれでありだなって思いました。

 

という感じで、2回目のサマソニ参戦終了。

 

前回書かなかったネタですが、AB氏も私も最寄りは錦糸町で、行きは西船橋から武蔵野線のルートで海浜幕張に行くのですが、帰りは海浜幕張から東京方面が激混みなので、毎回蘇我までいって、総武線快速で帰るようにしています。少し時間はかかるのですが、座って帰れるのが快適です。JRのルールでも大回り乗車は認められていますので、ちゃんと合法なルートです。参考になりましたら幸いです。